着物好きのための着物尽くしの2日間!「きものサローネ2025」の様子をレポート

2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、東京国際フォーラムにて開催された「きものサローネ2025」に潜入!大いに盛り上がりを見せたイベントの様子を、写真付きで詳しくレポートします。

 

年に一度の着物の祭典「きものサローネ」とは?

「きものサローネ」は、毎年秋に開催されている国内最大規模のきものファッション&カルチャーイベント。2012年10月の第1回開催以降、多くの着物ファンが足を運んでおり、昨年2024年開催の第12回は延べ約8,000人が来場しています。


「きものサローネ」のコンセプトは“「アタラシイ」に逢いにいく”。

 

アタラシイ「もの」に逢いにいく。
アタラシイ「こと」に逢いにいく。
アタラシイ「わたし」に逢いにいく。



というキャッチフレーズをもとに、着物好きのワクワク感を誘うコンテンツが豊富にラインナップ!着物初心者から上級者まで、老若男女問わず着物尽くしのひと時を満喫できます。もちろん参加する際は着物だけでなく洋服でもOK。「着物は普段着ないけど興味はある」という方でも、気軽に参加できます♪

 

「きものサローネ2025」のコンテンツは大きく分けて4つ

第13回目となる「着物サローネ2025」のコンテンツは、主に「着物マルシェ」「ステージイベント」「体験コーナー」「MONO project」の4つ。具体的にどのようなコンテンツなのか、それぞれレポート形式でお届けします!

 

圧倒的なブランド数で着物欲を刺激する「着物マルシェ」

「きものサローネ」の目玉ともいえるのが、全国の産地、問屋、小売店、各種団体など約100以上のブランドが出店する「着物マルシェ」。着物や帯はもちろん、帯留めや帯締め、バッグ、草履などの小物まで、幅広いアイテムが勢ぞろいしています。

そんなマルシェの数あるブランドの中から、一部をご紹介。

まずは、着物リメイクのお店『青蛙(せいあ)』さん。
ハギレなどの余り布などを使用して、バッグや小物入れなどを制作・販売しています。蛙や亀、魚などをモチーフにしたデザインが特徴で、見た目が可愛いのはもちろん、すべて色柄が違う1点ものなので、自分だけのアイテムをゲットできるところも嬉しい!

キラキラとしたクリスタルの輝きに思わず目を奪われたのが、『Jemy DRESS KIMONO』さん。
帯留め(ブローチ)やマグネット式の羽織紐、博多織のバングルなどが並ぶ様子は、まるで宝箱をひっくり返したよう!そのほか、レースやフリルで作られたエレガントな着物・帯も販売されています。

 

続いては、個人的にお気に入りのブランドでもある『OLN』さん。
群馬県桐生市にある井清織物さんが展開するブランドで、普段着にぴったりのモダンで洗練されたデザインの帯がそろっています。バッグやストールなどの小物は、洋服でも使えそう!

牡丹舎』さんは、なんと洋服の古着をリメイクして制作した着物を販売しているブランド。
どんな着物が出来上がるかは仕入れる着物次第なので、すべて1点ものばかり!一見「ちょっと派手かな?」とも感じますが、実際に試着してみるとめちゃくちゃオシャレ!!着物あるあるだと思いますが、傍から見るのと試着するのとでは本当に印象が変わります!

そして、人気ブランド『JOTARO SAITO』さんも「きものサローネ」常連ブランドのひとつ。
伝統と最先端の“今”がバランスよく融合させたファッショナブルな着物を提案しています。2026 S/S コレクションの『レディースジャージ バイカラー(ワイン×クロ)』を試着してみるとこんな感じ。軽くて、シワになりにくく、それでいて絹のような光沢感がある優秀品。帯や帯揚げも合わせると、こんなにクールなスタイリングに!

ここでは紹介しきれませんが、他にも数多くの素敵なブランドが目白押しで、一通り回りきるだけでも一苦労でした…!

KAERUWAで取り扱いのある「帯留めパーツ」を発見。
ブローチを帯留めにしたり、台座に飾ったりもできる便利アイテム。
芸能人も愛用されている便利パーツです。

帯留めパーツの商品はこちら>>




より深い着物沼に誘う「ステージイベント」

続いては、「ステージイベント」をご紹介。会場の真ん中あたりに特設ステージが設けられ、トークショーや講座、伝統芸能などが開催されます。いろんな角度からじっくり着物の話を聞けるので、着物愛がより深まるかも…!?

全部で約10のプログラムが用意されていましたが、その中から2026年夏の新作ファッションショーを観覧。世界中どこよりも早く人気メーカーの2026年発表の夏物をチェックできました!

ファッションショーには、スペシャルゲストとして元SKE48・AKB48の松井珠理奈さんも登場。とても素敵な和装姿を披露されていました!

その他のステージの様子は、公式サイトにて動画配信されているので、気になる方はぜひチェックを!

動画配信はこちらから>>
※外部へ飛びます

 

アタラシイ“わたし”に出会える体験ブース

会場内には各種「体験ブース」もご用意。中でも人気なのが、着物レンタルと撮影ブースです。

着物レンタルは「振袖フルコーディネート」や、着物インフルエンサーのさんかくさんがフルコーディネートした「さんかくきものコーディネート」など4つのプランから選択可能。手ぶらで体験できるので、「自分で着れないけどせっかくなら着物でイベントを回りたい」「普段とは違うスタイルで着物を楽しみたい」という方にぴったりです。

一方の撮影ブースは、着物を着てお越しいただいた方の着姿をプロカメラマンが無料で撮影するという嬉しいコンテンツ。撮影データは後日LINEで送ってもらえるので、SNSなどにもすぐシェアできます。

 

小物からアタラシイ着物スタイルを発見できる「MONO project」

各ブランド商品の中から、草履、バッグ、アクセサリー、半衿、ショールなどの小物をピックアップして展示している「MONO project」。小物は着物や帯に比べて比較的手に取りやすい価格である上、コーディネートの雰囲気を左右する重要なアイテム。気に入ったアイテムは、各ブランドの出展ブースでゲットできます。

「きものサローネ」で、毎年新たな発見を

今回ご紹介したのは、イベントのほんの一部。私は毎年行っていますが、毎回新しい出会いがあります。そして、着物を着た方がたくさん集っているので、みなさんのコーディネートを見るのもかなり楽しいです。今まで参加したことがなかった方も、ぜひ来年足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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▼プロフィール
執筆者:さない ちえ
カジュアル着物愛好家 &フリーランスライター。着物ムック本の編集・ライターやリサイクル着物店の店長などを経験。「着物をもっとオシャレにもっとカジュアルに楽しもう」をテーマに、普段着としての着物を楽しむアイディアや日常をSNS等で発信する傍ら、WEB媒体を中心に着物・日本文化関連のコンテンツ制作も行っています。

▼リンク
https://jculture-info.net/
https://www.instagram.com/sanai_chie/

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